冬になると乾燥肌・敏感肌の方は日々カサカサの肌荒れに悩まされている方も多いですよね。
2024年8月1日放送のテレビ朝日「アメトーーク!」で「お肌よわよわ芸人2024夏」が放送されており、そこで

夜は手を縛って寝ていた。
というエピソードを聞いて、私も「やってたやってた!!!」とめちゃくちゃ共感しました。
周りには言えないけど、こういう方結構いるのではないでしょうか。
私も実はアトピー性皮膚炎があり、小さい頃からずっと悩まされてきました。
日中は体を掻いたりしないように気をつけていても、夜中はかゆくて無意識に体を引っ掻いてしまうため、小学生の頃は母にお願いして長いスカーフで手を縛ってもらっていました。
私はアトピー性皮膚炎であるがゆえに、今まで
- 自分の汗で肘や膝の内側はずっとかゆいし、引っかき傷だらけ
- 湯船に入ると血行が良くなるため肌を掻きむしってしまい、お風呂のお湯一面に剥がれた角質が浮遊してしまう(兄弟に「こんなお風呂入れない!」と言われたため、毎回自分が浴槽を出た後は手桶で垢をすくっていました。)
- よく体を掻いてしまうため、爪の間に垢が入り爪先が真っ黒になってしまう
等たくさんのことで悩んできました。
ですが現在はほとんど完治しており、友人からは「肌が綺麗だよね。」と言われることも増え、アトピー性皮膚炎であることを話すと驚かれることが多いです。
そんな私が色々試した結果、よかったスキンケアや習慣などをご紹介したいと思います。
1.アトピー性皮膚炎改善!スキンケアは水分と油分が大事!
小さい頃は、母に連れられ病院によく行っていたのですが、そこで医師に
- 尿素クリーム
- ワセリン
- ステロイド
を処方され、お風呂上がりに塗るように指導されました。
まず、この尿素クリームが引っかき傷にめちゃくちゃしみます泣
お風呂上がりに母にこれを全身に塗られると、その後3分くらいは痛みに悶絶してました。
傷のない正常なお肌であれば、乾燥対策として有効なのでしょうが、傷だらけの皮膚には拷問でした。
ワセリンは現在も使いますが、子供の頃とは使用方法が異なります。
まず何より化粧水で水分を肌に与えることが大事です!
それから乳液で蓋をして、その後にワセリンを薄く塗ります!
乾燥がひどければワセリンで、そこまででもなければ市販のクリームで大丈夫です!
子供の頃は、この化粧水と乳液をすっ飛ばしてワセリンのみを塗っていたため、ただ油でシールドをはるだけで、保湿はまったくできていませんでした。
化粧水で水分を与えて、乳液を塗り、クリームで蓋をする!この工程で水分と油分を味方につければ乾燥肌は改善されます!
ちなみに乳液は水分と油分をつなげる中間的な役割を担ってます。
引っかき傷や肌荒れのあるお肌については、さらにステロイドを部分的に重ねます!
ステロイドの使いすぎは肌によくないのですが、すでに荒れてしまっている肌を沈静化させることはできるので、病院で処方されたものを医師の指導を受けて適切に使用してください。
おすすめスキンケアグッズ
アトピー性皮膚炎改善のため、色々試した私の精鋭をご紹介します!
- 化粧水 無印良品のエイジングケア化粧水乳液
- 美容液 キールズ クリアリーブライトエッセンス
- 乳液 CLINIQUE ドラマティカリー ディファレント モイスチュアライジングローション
- クリーム サナ なめらか本舗 薬用リンクルナイトクリーム ホワイト
現在はこちらで安定しています!
スキンケア迷子の方はぜひ参考にしてください!
2.ネイルをすると引っかき傷が減る!
大学生になり、ジェルネイルデビューをしました。
そのときはただのワンカラーで「爪かわいい〜♡!」とテンションがあがったのですが、しばらくして「もっとゴテゴテしたネイルがしてみたい!」とインスタで見つけたキャラクターアートをしてくれるネイルサロンに行きました。
キャラクターの手作りのパーツが爪先についたネイルをしてもらい大満足したのですが、なんとなく首のあたりが痒くなり掻いたところ、、、
皮膚が搔けない!!!笑
すべての爪先にパーツをのせており、パーツが取れないように何度もその上にジェルを重ねていたため、爪がかなり分厚くなっていました。
たまたまやったネイルにこんな恩恵があるとは驚きでした。
現在は会社が派手なネイル禁止のため、ネイルサロンでは「ワンカラーでぷっくりした厚みのある感じにしてください!」とお願いしています。
もしもネイルが自由にできる環境であれば、爪先にパーツをゴテゴテのせたネイルをぜひとも復活させたいです!!!
3.お風呂の温度は低めの39℃
以前テレビで
「42℃のお風呂に10分間つかると、ヒートショックプロテインがつくられ、美肌になる!」
というのをみて、実践しました。
ですが、
- 肌が余計に乾燥する
- 血行が良くなりすぎてかゆくなる
ため、乾燥性敏感肌でアトピー性皮膚炎の私には合っていませんでした。
結論、お風呂とシャワーの温度は、冬は39℃、夏は38℃が一番肌の調子がよかったです!
ただ、給湯器の種類等にもよると思うので、「あったかいな。ずっと浸かれそうだな。」と感じる少し低めの温度が適温です!
4.下着は綿100%を着る
以前、背中とお腹がとんでもなく痒くなり、肌が荒れてどうしようもなくなって皮膚科に行きました。
そのとき先生に「化繊の下着のせいだよ!」と言われ目からウロコでした。
その頃は、昼も使えるかわいいナイトブラが流行っており、インスタの広告でよく見ていたため、私も通販で購入し着用していました。
まさか化学繊維の下着が原因とは気が付かず、結局3枚もまとめて購入していた下着はすべて捨てることに・・・
かわりに地味な綿100%の下着を購入し、現在まで肌荒れは起きていません。
最近調子に乗って「かわいい!」と思った化学繊維のルームウェアを着たところ、見事に背中が荒れました。
日中は多少化学繊維の服でも問題ないんですけど、寝るときは特に注意しないとダメですね。
切実に綿100%の可愛い下着とパジャマが欲しいです・・・
5.子育て中の私のスキンケアルーティン
子どもが生まれる前まではアトピーを改善しようと色々試し、1日のスキンケアに1時間もかけ、もはやスキンケアが趣味といっても過言ではなかった私ですが、現在はかなり時短になりました。
子どもが生まれると自分にかけられる時間が激減するんですよね。
そんな私のスキンケアルーティンを朝と夜に分けてご紹介します。
朝のスキンケア
- 洗顔はせず、サボリーノのめざまシートでパック(結構スースーするので肌が荒れているときはぬるま湯のみで優しく洗顔します)
- 化粧水(時間があればコットンを使う)を3回重ね付けする
- 手のひらに乳液を広げて温め、こすらないように顔を両手で包むように塗る
- 時間があればクリームも乳液と同じ要領で塗る
- 時間がないときは、クリームなしで日焼け止めを乳液と同じく両手に広げて塗っていく(日焼け止めはニベアUVディーププロテクト&ケアエッセンスが今のところおすすめ)
すべてこすらないように肌にスタンプするように優しく行うのがポイントです。
ちなみに保湿は耳の付け根、首まで行いましょう!
私は子供の頃、よく乾燥で耳の付け根が切れてしまって服を脱ぐとき大変だったのですが、化粧水や乳液を耳まで塗るようにしてから耳が切れなくなりました!
夜のスキンケア
- ルルルンプレシャスGREENでパック(この間に子どものスキンケアや服を着せます。)
- ボディークリームを体に塗る(今のところVaselineがおすすめ)
- 化粧水(時間があればコットンを使う)を3回重ね付けする
- 美容液を優しく塗る
- 手のひらに乳液を広げて温め、こすらないように顔を両手で包むように塗る
- クリームも乳液と同じ要領で塗る
基本のスキンケアに入る前に、子どものことをやらないといけないのでパックを駆使して顔が乾燥しないように対策しています。
みなさんも自分にあったパックをぜひ探してみてください!
6.まとめ
今回は、アトピー性皮膚炎の私の乾燥肌・敏感肌の最強習慣4選をご紹介させていただきました!
今回の記事がアトピー性皮膚炎に悩む方の参考になれば嬉しいです!